先日、話題になっていた『DIE WITH ZERO』を手に取り、気になるページをつまんで読みました。要約にも目を通しましたが、この本が伝えたい軸は十分に伝わってきました。
そのうえで今回は、途中で手放すことにしました。
本が悪いと思ったわけではありません。むしろ、多くの人にとっては背中を押してくれる本だと思います。
ただ、今の自分にとっては、すでに大切にしている考え方の確認に近い読書でした。新しく強く心を動かされるというより、「これはもう自分の中にある考え方だな」と感じたのです。
以前の僕なら、せっかく買った本は最後まで読まないともったいない、と思っていたかもしれません。でも今は、少し読んで十分だと感じたなら、その時点で手放すのもありだと思っています。
今回は、『DIE WITH ZERO』を途中で手放した理由と、そこからあらためて感じた「本との付き合い方」について、ミニマリストの視点で書いてみます。
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『DIE WITH ZERO』はどんな本か

『DIE WITH ZERO』は、著者ビル・パーキンスが、人生の最後にお金を余らせすぎるのではなく、今しかできない経験に使うことの大切さを説いた本です。
日本語版の副題は「人生が豊かになりすぎる究極のルール」。
お金の増やし方だけでなく、使い方を考えさせられる一冊だと思いました。
話題の『DIE WITH ZERO』を読んでみようと思った理由
『DIE WITH ZERO』は、「今しかできないことにお金を使う」「思い出に投資する」といった考え方で知られている本です。
ミニマリストとして暮らしている僕にとっても、気になるテーマでした。
物を増やすより、経験にお金を使う。ただ貯め込むだけではなく、今の人生を大切にする。
そうした考え方にはもともと関心があったので、一度読んでみたいと思って手に取りました。
読み進めながら、今の自分には十分だと感じた
実際に読んでみて感じたのは、「内容が間違っている」ということではありません。
むしろ、書かれている考え方には共感できる部分が多くありました。
ただ、その多くが今の自分にはすでに意識できていることでもありました。そのため、新しい発見が次々にある読書というより、自分の価値観を確認する読書に近かったです。
「これは今の自分にとって、無理に最後まで読まなくてもいいかもしれない」そう自然に思いました。
今しかできないことにお金を使う、はすでに意識していた
この本の大きなテーマのひとつが、「今しかできないことにお金を使う」という考え方です。
この点について、僕はすでにある程度できている感覚がありました。
ミニマリストになってから、物を増やすことよりも、日々をどう生きるかを大切にするようになったからです。
派手な浪費をしたいわけではありません。
でも、今の自分に必要な経験や、今だからできることには、ちゃんと時間やお金を使いたいと思っています。
その意味で、この本の主張は新鮮というより、「やっぱりそれでいいんだな」という確認に近いものでした。
思い出作りも、すでに大切にしていた
本の中では、人生で大切なのは思い出を作ることだ、という考え方も語られています。
これも僕にとっては、すでに大事にしていることでした。
毎年、家族や友人と旅行に行ったり、新しいことに挑戦したり、小さくても思い出になる時間を重ねてきたからです。
思い出は、物のように場所を取らないのに、長く残ります。
だからこそ、ミニマリストの暮らしとも相性がいいと感じています。
この部分も、「知らなかった考え方」ではなく、「自分が大切にしてきたことを言葉にしてくれた」という印象でした。
貯金もまた、大切だと思っている
『DIE WITH ZERO』は、貯め込みすぎず使うことの大切さを教えてくれる本です。
ただ僕自身は、貯金を持つことも同じくらい大切だと感じています。
将来に備える安心感は、今を落ち着いて生きるためにも必要です。
お金を使うことだけが正解ではなく、自分にとって安心できる土台を持つこともまた大事だと思います。
経験のために使うことと、必要な備えを持つこと。
そのどちらかだけではなく、両方のバランスを見ることが、自分には合っていると感じました。
若いうちにしかできないことは、今しっかり楽しめばいい
物事には賞味期限がある、という考え方にも納得しています。
若いうちにしかできないこともあれば、年齢を重ねたからこそわかることもあります。
でもこれは、今までの自分もすでに感じていたことでした。
だからこそ、今できることを後回しにしすぎず、その時期に合った楽しみ方をしたいと思っています。
特別に焦るというより、今をちゃんと生きること。
それができていれば、必要以上に不安にならなくてもいいのではないかと感じています。
買った本を最後まで読まなきゃ、を手放してもいい

今回いちばん強く思ったのは、本は必ず最後まで読まなければいけないわけではないということでした。
以前は、買った本は最後まで読まないともったいないと思っていました。
でも今は、少し読んで「これは今の自分にはもう十分だな」と思えたなら、そこで手放すのもひとつの選択だと思っています。
それは投げ出すことではなく、自分に必要な分だけ受け取るということです。
本にも役目があり、その役目が早めに終わることもあるのだと思います。
ミニマリストとして暮らす中で感じるのは、物を持つことそのものより、今の自分に必要かどうかを見極めることの方が大事だということです。
本も例外ではありませんでした。
『DIE WITH ZERO』を途中で手放した、ミニマリストの結論
『DIE WITH ZERO』は、多くの人にとって価値のある本だと思います。
ただ、今の僕にとっては、最後まで読み切る必要はありませんでした。
なぜなら、そこに書かれている大切な考え方の多くを、すでに自分なりに生活の中で意識できていたからです。
- 今しかできないことを大切にすること。
- 思い出を作ること。
- 無理に働きすぎず、自分に正直に生きること。
そうしたことは、これからも変わらず大切にしていきたいと思いました。
そして、これからも淡々と続けていけばいい。今回はそう思えたのでこの本を手放しました。
せっかく買ったから最後まで読まなきゃ。
話題の本だから手元に置いておかなきゃ。
そんなふうに思っている人ほど、いったん立ち止まって考えてみてもいいかもしれません。
今の自分に必要ないなら、途中で手放してもいい。
それもまた、無理を減らして身軽に生きるための選択だと思います。
僕には途中で手放すという選択が合っていましたが、気になる方は実際に手に取ってみるのもいいと思います。
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