エナジードリンクはカフェインの働きで、仕事や勉強のパフォーマンスを高めてくれます。
ただし、1本あたりの総量で比べると「大量に飲めばカフェインも多い」というだけの話になり、現実的ではありません。しかも糖分の摂りすぎです。

飲み過ぎると、健康リスクがあるよね。
でもたくさん飲みたい!
そこで大切なのが「どのエナドリに、どれだけカフェインが含まれているか」を知ること。
- 100mlあたりのカフェイン量をランキング
- あなたにおすすめのエナドリを紹介
- 摂取量を調整して賢く飲みたい
あわせてコーヒーやお茶との比較してみました。
それではランキングを見ていきましょう!
100mlあたりのカフェイン量ランキング
以下は、各製品の代表容量で換算した100mlあたりのカフェイン量の目安です。フレーバーや容量によって数値は変わるので、本文中では必ずメーカー公式の成分表示にリンクしてください。

※栄養成分表示をもとに算出した目安値です。メーカー表示をご確認ください。
商品名 | 100mlあたりのカフェイン量mg |
---|---|
BARK X | 80.0 |
ミラクルエナジーV | 64.0 |
ロキトリックエナジー | 48.0 |
エネリッシュ | 48.0 |
サバイバー | 48.0 |
by Amazon | 42.0 |
モンスター | 40.0 |
レインストーム | 40.0 |
ゾーン | 37.5 |
レッドブル | 32.0 |
キーバ | 32.0 |
リアルゴールドRG | 31.0 |
上の表からわかる通り、BARK X や ミラクルエナジーV などは高濃度で、少量でもカフェイン摂取量が増えやすい一方、レッドブルやリアルゴールドは相対的に低めです。
参考までに、飲料一般と比べると次の順になります⬇︎(目安)
- コーヒー:60mg/100ml
- モンスター:40mg/100ml
- レッドブル:32mg/100ml
- 紅茶:30mg/100ml
- 緑茶:20mg/100ml
この表を使えば、「自分が1日に何ml(何本)まで飲めるか」を逆算しやすくなります。メーカー公式表示で正確なmgを確認してから、体調や年齢に合わせて摂取量を調整してください。
BARK X

まず紹介するのは 「BARK X」。
国内トップクラスのカフェイン量を誇り、250mlで200mg(100mlあたり80mg)と圧倒的な数値です。
強烈にシャキッとしたい人にはぴったりですが、初めて飲む人にはやや刺激が強いかもしれません。エナドリに慣れた上級者向けの一本です。
- 内容量:250g
- カフェイン量:200mg
- (100gあたり)カフェイン:80mg
エナジードリンク BARK X 250ml×30本 レモンライム(Amazon)
ミラクルエナジーV

次はサンガリアの 「ミラクルエナジーV」。
ほどよい酸味と甘さのバランスで飲みやすく、250mlで160mg(100mlあたり64mg)のカフェインを含みます。
85円とコスパも良く(2025年9月時点)、味もクセが少ないので、エナジードリンク初心者にもおすすめしやすい商品です。
- 内容量:250g
- カフェイン量:160mg
- (100gあたり)カフェイン:64mg
サンガリア ミラクルエナジーV 250g ×30本 リキッド(Amazon)
ロキトリックエナジー

KiiVAシリーズの派生で、パッケージのロキちゃんが目を引く 「ロキトリックエナジー」。
250mlで120mg(100mlあたり48mg)のカフェインが含まれています。
中身はしっかりエナジードリンク系の味わいで、デザイン買いする人も多そうです。
- 内容量:250ml
- カフェイン量:120mg
- (100gあたり)カフェイン:48mg
ロキトリックエナジー 250ml × 30本(Amazon)
ENERICHE エネリッシュ

ゼロカロリーが特徴の 「ENERICHE(エネリッシュ)」。
カフェインは250mlで120mg(100mlあたり48mg)と標準的ですが、カロリーを気にせず飲める点が大きな魅力です。
夜遅くの作業やダイエット中の人にも選びやすいエナドリです。
- 内容量:250ml
- カフェイン量:120mg
- (100gあたり)カフェイン:48mg
ENERICHE エネリッシュ エナジードリンク カフェイン ゼロカロリー 250ml×30本(Amazon)
サバイバー

同じく250mlで120mg(100mlあたり48mg)のカフェインを含む 「サバイバー」。
ぶどう糖やビタミンB群が配合されており、エネルギー補給を重視する人におすすめ。
受験勉強や徹夜作業など「もうひと頑張りしたい場面」にぴったりです。
- 内容量:250ml
- カフェイン量:120mg
- (100gあたり)カフェイン:48mg
サバイバー エナジードリンク 缶 ぶどう糖 入り 250ml × 30本(Amazon)
by Amazon エナジードリンク

ちょっと意外なのが、Amazonから発売されている 「by Amazon エナジードリンク」。
250mlで105mg(100mlあたり42mg)のカフェインが含まれており、1本あたり131円(2025年9月時点)とコスパ抜群。
ブランドにこだわらず、とにかく安くカフェインを摂りたい人におすすめです。
- 内容量:250ml
- カフェイン量:105mg
- (100gあたり)カフェイン:42mg
by Amazon エナジードリンク 250ml×30本(Amazon)
モンスターエナジー

エナジードリンクといえば定番の 「モンスターエナジー」。
355mlで142mg(100mlあたり40mg)のカフェインを含み、世界中で人気の理由はクセのない味と飲みやすさにあります。
コンビニで手に入りやすく、初めてのエナドリ選びにも安心の一本です。
- 内容量:355ml
- カフェイン量:142mg
- (100gあたり)カフェイン:40mg
アサヒ飲料 モンスターエナジー 355ml×24本(Amazon)
レインストーム

アサヒ飲料の 「レインストーム」 は、250mlで100mg(100mlあたり40mg)のカフェイン。
グァバやストロベリーといったフルーティーな味わいが特徴で、ジュース感覚に近い飲みやすさがあります。
甘さ控えめのフルーツ系エナドリを探している人にぴったりです。
- 内容量:250ml
- カフェイン量:100mg
- (100gあたり)カフェイン:40mg
レインストーム グァバストロベリー 250ml×30本[ウェルネスエナジー](Amazon)
ZONe(ゾーン)

大容量で人気の 「zone」。
400mlボトルで150mg(100mlあたり37.5mg)のカフェインを含みます。
量が多いので一気に飲む必要はなく、少しずつ調整できるのも便利。がっつり飲みたい人や長時間作業のお供に向いています。
- 内容量:400ml
- カフェイン量:150mg
- (100gあたり)カフェイン:37.5mg
ZONe(ゾーン) HYPER ZONe ENERGY エナジードリンク ボトル缶 400ml×24本(Amazon)
レッドブル

世界的に有名な 「レッドブル」 は、250mlで80mg(100mlあたり32mg)のカフェインを含みます。
小さめサイズで飲み切りやすく、味のバランスが良いため「エナドリといえばこれ!」という定番の一本。
僕自身も一番飲みやすいと感じているおすすめ商品です。
- 内容量:250ml
- カフェイン量:80mg
- (100gあたり)カフェイン:32mg
KIIVA(キーバ)

500mlの大容量が特徴の 「KIIVA(キーバ)」。
1本で160mg(100mlあたり32mg)のカフェインを含み、ガラナエキスなども配合されています。
コスパは良いですが、量が多いため一気に飲むのは注意。エナドリ好きにこそ試してほしい商品です。
- 内容量:500ml
- カフェイン量:160mg
- (100gあたり)カフェイン:32mg
キーバ エナジードリンク 500ml×24本 (Amazon)
リアルゴールドRG

最後は柑橘系で爽やかな味わいの 「リアルゴールドRG」。
250mlで77.5mg(100mlあたり31mg)のカフェインを含みます。
ジュース感覚で飲めるので、刺激が強すぎるエナドリが苦手な人や初心者におすすめです。
- 内容量:250ml
- カフェイン量:77.5mg
- (100gあたり)カフェイン:31mg
リアルゴールド RG オレンジ 250ml缶 ×30本(Amazon)
エナドリとカフェインの基礎知識

エナジードリンクの主成分は主に「カフェイン」「糖分」「ビタミン類(B群など)」。カフェインは覚醒作用があり、短時間の集中力向上に役立ちます。
しかし、過剰摂取は不眠・動悸・頭痛などのリスクを伴います。
一般的な目安として、成人の1日のカフェイン上限は約400mg程度がよく示される基準です。
したがって「何本まで飲めるか」を判断するには、飲む製品の100mlあたりのカフェイン量を把握することが有効です。
1日の安全な摂取量と注意点
カナダ保健省 (HC)
引用:厚生労働省ホームページ
・健康な成人は最大400 mg/日(コーヒーをマグカップ(237 ml入り)で約3杯)までとする。
厚生労働省ホームページより、成人は1日400mg以下に抑えることを推奨しています。
例:モンスター355ml(142mg)なら1日2本が限界目安。
- 成人:400mgまで
- 妊婦:200mgまでが推奨
- 13歳以上:一日当たり2.5mg/kg 体重以上のカフェインを摂取しないこと。
- 10~12歳:最大85mg/日(355ml入り缶コーラ1~2本に相当)
- 7~9歳:最大62.5mg/日
- 4~6歳:最大45mg/日
ただし、成人の基準が400mgであっても、子どもや妊婦・授乳婦、心疾患などの既往症がある方、あるいは特定の薬を服用している人では安全とされる上限が異なるため、個別の事情に合わせて医師や専門家に相談することが重要です。
1日400mg以下に調整するならどれくらい飲める?
1日400mg以下に調整するならどれくらい飲めるか計算してみました。
商品名 | 100mlあたりのカフェイン量mg | 1日400mg以下に調整すると |
---|---|---|
BARK X | 80.0 | 500mlまで飲める |
ミラクルエナジーV | 64.0 | 625mlまで飲める |
ロキトリックエナジー | 48.0 | 833mlまで飲める |
エネリッシュ | 48.0 | 833mlまで飲める |
サバイバー | 48.0 | 833mlまで飲める |
by Amazon | 42.0 | 952mlまで飲める |
モンスター | 40.0 | 1000mlまで飲める |
レインストーム | 40.0 | 1000mlまで飲める |
ゾーン | 37.5 | 1066mlまで飲める |
レッドブル | 32.0 | 1250mlまで飲める |
キーバ | 32.0 | 1250mlまで飲める |
リアルゴールドRG | 31.0 | 1290mlまで飲める |
当然ですが、カフェイン量が少ないと1Lを超えて多くエナドリを飲むことができますね!
ただ、糖分の摂りすぎには注意しましょう。
たくさん飲みたいときはカロリーオフのエナドリを選ぶと良いかも!
ENERICHE エネリッシュ エナジードリンク カフェイン ゼロカロリー 250ml×30本(Amazon)
エナジードリンクは蓋付きのボトルがおすすめ

缶タイプのエナジードリンクは一度開けると飲み切らなければならず、結果的にカフェインを一気に摂取してしまいがち。
その点、蓋付きのボトルタイプなら少しずつ飲めます。
- 急激にカフェインを摂らずに済む
- 集中したいタイミングに合わせて調整できる
- 炭酸が抜けにくく持ち運びにも便利
特に勉強や仕事の合間に飲む人には、「必要なときに必要な分だけ」カフェインを取り入れられるボトルタイプが安心です。
モンスターエナジー ボトル缶 500ml ×24本(Amazon)
ZONe ゾーン ボトル缶 400ml×24本 1ケース(Amazon)

レッドブルのボトルは9月30日に発売!待ち遠しい!
まとめ
エナジードリンクは「どれだけ飲むか」よりも「どの製品をどれだけ飲むか」を知ることが大事です。
本記事では100mlあたりのカフェイン量で比較した結果です⬇︎
- BARK X(約80mg/100ml)がカフェイン量高め、レッドブルやリアルゴールドは相対的に低め
- 100mlあたりの値を見れば「自分が何本まで飲めるか」が簡単に計算できる
- 缶だと一気に飲み切って過剰摂取しやすいので、少しずつ飲める蓋付きボトルがおすすめ
目安として成人の1日上限は約400mgなので、100mlあたりの値を見れば「自分が何本まで飲めるか」が簡単に計算できます。
結論:エナドリは100mlあたりのカフェイン量を確認し、身体状況に合わせて本数を調整するのが賢い選び方です。