葬送のフリーレンが大好きなHikaruBlogです。
「小説 葬送のフリーレン~前奏~」アニメでは描かれなかった各キャラクターの過去話が知れて、本当に読んで良かったです。笑いあり、最後は涙ぐみました。
今回はそんな「小説 葬送のフリーレン~前奏~」のレビュー+感想をお届けします。
※最新情報:TVアニメ第2期は2026年1月スタート。原作者監修の前日譚・第2弾(短編集5編)が発売/予約中です。ユーベルやエルフの里、ゼーリエの過去など、本編未公開のエピソードが詰まっています。
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なぜアニメ後に読んで欲しいのか

アニメを先に見ている人に特におすすめしたい理由は次のとおりです。
結論:アニメの余韻を“深めたい”人ほど、読む価値が高い一冊です。
収録エピソードのざっくり紹介」
本作は短編集で、5つの短編が収録されています。ネタバレを避けつつ、各話の短く紹介します。
やすらぎの日々(フェルン編)

フリーレンと会う前のフェルン(ハイターとの生活)。
フェルンの決意や葛藤が穏やかに描かれていて、病弱なハイターを安心させたいという想いが伝わってきます。
アニメで”あの魔法”を選んだ理由が分かった時は嬉しかったです(^-^)
英雄になった日(シュタルク編)

アイゼンとケンカ別れしたばかりのシュタルクがドラゴンを討伐できずにいた村での話です。
ドラゴンを村から追い払ってくれた!と村人は歓迎してくれますが、ある1人の老人はシュタルクの実力ではないと嫌味を言ってきます。
でもシュタルクだってドラゴンには勝てないと感じていたから、なんとも言えないーそんなある日トラブル発生!
二人なら(ラヴィーネ&カンネ編)

一級魔法使い試験を受ける前のラヴィーネとカンネ。試験内容は魔物の初討伐。
ラヴィーネ視点で物語は進み、カンネとの掛け合いの楽しさと、意外な胸の内に触れられます。
放浪する天秤(アウラ編)

本編で省かれていたアウラがヒンメル一行に負けたエピソード。アウラは負けた後、どうやって生き残ったのか、その後の復活まで書かれています。
アウラの配下であるリュグナー、ドラート、リーニエも出てきます。幼いリーニエが生意気で笑えました。
葬送(フリーレン編)

一番泣けるフリーレン編。師匠との思い出やヒンメル達とのくだらない日々に、フリーレンの心情が揺れます。
師匠との思い出で、フリーレンの投げキッス習得や「師匠の命乞いは聞き慣なれていた」というセリフの理由がクスッと笑えます☺️
Kindle版と紙版
ここではKindle版と紙版のそれぞれのメリットをご紹介します。ぜひ自分に合う方を選んでみてください。
Kindle版
紙版
小説の概要
タイトル:小説『葬送のフリーレン ~前奏~』
執筆:八目迷(やつめ・めい)
監修:山田鐘人(原作漫画の作者)
イラスト:アベツカサ
形式:単行本・Kindle版あり
収録:短編集(5編)
八目迷さんが執筆を担当しており、原作作者が書いていないと不安に思いかもしれません。しかし、原作者監修(山田鐘人)のもとで世界観が保たれているので安心してください。
感想とまとめ
「葬送のフリーレン」はアニメで知りましたが、ものすごくハマり、その後漫画を揃え、それでは足りず、小説まで手を出しました。
アニメや漫画に無いエピソードだったので、普段小説を読まない僕でもスラスラ楽しく読めました。
最後のフリーレンの話は本当に泣けて、電車内でひっそりと涙を流しました。
アニメですぐに退場したアウラの過去も知ることができるので、アウラ好きの方はぜひ読んでみてください^^
メタ情報(発売日 / 出版社 / 価格 等)
| 項目 | 情報 |
|---|---|
| 出版社 | 小学館 |
| 発売日 | 2024年4月17日 |
| 価格 | 880円(税込) |
| ページ数 | 224ページ(新書判) |
| ISBN | 978-4-09-853236-0 |
| フォーマット | 単行本(紙)および電子書籍(Kindleなど)あり |
※最新情報:TVアニメ第2期は2026年1月スタート。原作者監修の前日譚・第2弾(短編集5編)が発売/予約中です。ユーベルやエルフの里、ゼーリエの過去など、本編未公開のエピソードが詰まっています。
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