こんにちは!ヒカルブログです。
今回は寓話形式で読みやすい「チーズはどこへ消えた?(著)スペンサー・ジョンソン」をご紹介します。
この本を読むことで人生の悩み事がぱっと消え、今すぐにでも挑戦したくなること間違いなし!
本書は累計発行部数は日本で400万部、全世界で2800万部を突破する世界的ベストセラー本です。
それでは本の内容と感想を書いていきます。
こんな人におすすめ
・人間関係、仕事、家族、恋愛、将来に不安があり、悩み事が無くならない方。
・物語から人生の教訓を学びたい方、やる気を出したい方。
・分かりやすくシンプルな自己啓発本を読みたい方。
本の内容・評価
読みやすさ | ★★★★☆ |
おすすめ度 | ★★★★★ |
ページ数 | 94ページ |
言語 | 日本語 |
対象年齢 | 12歳以上 |
出版社 | 扶桑社 |
発売日 | 2000/11/30 |
どこの国 | アメリカ |
ジャンル | 心理学 寓話 ビジネス |
おすすめ度は星5の満点。「変化に対応せよ」というシンプルなメッセージとそれに対する対策・方法を明確に示しているためです。
読書時間に関しては、読書に慣れている方なら1時間以内、苦手な方でも2時間ぐらいで読み終えることができるでしょう。
物語の読みやすさは満点ですが、同窓会メンバーがたくさん出てきて誰が話したか分かりずらかったため星4とさせて頂きます。
あらすじ
同窓会の出来事です。近況や思い出を話していると、ある一人が寓話を話し出します。
その寓話の内容は、二匹のネズミと二人の小人が毎日、自分たちにとって特別なチーズを深い迷宮の中から探すお話です。彼らにとってチーズは食料であり、幸せになるために必要なものでした。
そんな彼らの特徴は
・ネズミの特徴は、とにかく行動するタイプ。
・小人の特徴は、チーズの居場所を頭を使って考え出す思考タイプ。
そんなネズミと小人たちはある日、迷路の中から巨大なチーズを見つけ出し大喜びします。
これからの暮らしは安泰だと安心する小人たち。
ネズミたちはチーズがあるにも関わらず、探検セットは常備したまま、前日と変わったことがないかチェックしチーズにかじりつく毎日。
ところがある朝、行ってみるとチーズがなくなっていました!
ネズミたちはあまり驚かず、事態を詳しく分析せず、また迷路に向かってチーズを探し出しました。
なぜなら、二匹のネズミは毎日だんだんとチーズが減っていることに気づいていたからです。
その一方で、のんきにチーズの元にやってきた二人の小人たちは、チーズがないことに困惑します。
一人はチーズがなくなったことに怒りを覚え「犯人は誰だ!」と叫び、もう一人はこれから家族を養っていく食料がなくなったと悲しみます。
その後、小人たちは、チーズが戻って来るかも知れないと無駄な期待をかけ、現状分析にうつつを抜かすばかり。しかし、やがて一人が新しいチーズを探しに旅立つ決心を…。
果たしてこの二匹のネズミと二人の小人は、無事チーズを見つけ出すことができるのでしょうか?
続きは本を読んでみてください!
チーズの意味は?
本書で出てくる「チーズ」とは、私たちが人生で求めるもの、つまり、仕事、家族、恋人、財産、健康、精神的な安定・幸せなどの象徴と読み取れます。
UnsplashのKatrin Leinfellnerが撮影した写真
またこれまで「成功してきた方法=チーズ」とも考えられます。
しかし時が経つにつれ、チーズが腐っていくように、同じ成功した方法でも何年後には環境に適していないやり方へと変わってしまいます。(例えば、昭和時代の当たり前だった根性論は、今ではパワハラにつながるように)
そのため、今の地位に居座らず、新たなチーズを求め、チャレンジしていくことで時代の変化に対応することができます。
好きな名言3選
本書から個人的に好きな名言や教訓を三つ選びました。
チーズがないままでいるより 迷路に出て探した方が安全だ
新たなことに対するリスクは、人が恐れている事態よりずっと悪くはない。
馴染みある地位やものを必死に守るよりも、新しいこと方向に進む方が、恐怖せず、元気が出てくるそんな格言です。
古いチーズに 早く見切りをつければ それだけ早く 新しいチーズがみつかる
悩み事をぐるぐる考えている間にも、チャンスは次々と見逃してしまうという切り替えの重要性を説いた言葉です。
損を限定的に抑えて、次の投資対象を探す、投資の損切りみたいだなぁ
まだ新しいチーズが 見つかっていなくても そのチーズを楽しんでいる 自分を想像すれば それが実現する
無いもの・失ったものを数えるより、今あるもの・これから手にしたいものだけを考えようという教えです。
今あるもの感謝して、願いが叶った自分を考えるだけで最高の気分になります。忘れがちですよね。
学べたこと
私なりに学べたことを簡単にまとめます。
・考えることも大切だが、行動してアクションを起こした方が望みは叶いやすいし、挑戦する人生の方が楽しそう
・あれこれ悩む必要がないことがわかった(悩んでいても願いは叶わない)
・成功しても、その地位に居座るのではなく挑戦し続けたい(チャレンジしてないと、環境の変化についていけなくなる)
自分はこんな感想もありました!って方はコメントお待ちしております。(スクロールしていただければ下にコメント欄あります)
著者
最後に「チーズはどこへ消えた?」の著者:スペンサー・ジョンソン(Spencer Johnson, M.D.)について軽く説明します。
アメリカの作家・医学博士・心理学者。
心臓ペースメーカーの開発等にもたずさわる。さまざまな大学や研究機関の顧問をつとめる一方、『1分間マネジャー』などのビジネス書を発表し、著作活動を続けていました。(享年78歳)
終わりに
このチーズの話を読んで、人生に迷いがあっても良いんだと肩の荷が降りた感じです。迷いごとにいちいち躊躇するのではなく、新たに行動して挑戦していこうと前向きな気持ちにもなりました。
不安で前に進めない方は、ぜひ気軽な気持ちで読んでみてください。ページ数も少ないのでサックと読める点もおすすめできます。
また、こちらの本は読書タイムや読書感想文におすすめできます。読書が苦手なお子さんに薦めてみてはどうでしょうか。
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